- 仕事で本当に困った時に相談する相手として誰が良いの?
- マネジメント・役員・経営層の視座でフィードバックが欲しい。
組織でおかれている立場にもよりますが、私の場合、何階級も上のマネジメント・役員クラスの方とお話する機会はそう多くはありません。
それでもプロジェクトの関連で話をする機会をいただいたので、海外・日本のマネジメント・役員クラスの上司と話をしてわかったことを体験談としてまとめます。
マネジメント・役員の方と話をする機会を作る
今回、私がお話しする機会を作ることができたのは、、、
マネジメント・役員の方から指名されたプロジェクトに参加したためでした。
これは本業とは別に依頼されたことなので、、、
ただ基本的にお声がけいただけるということは非常にありがたいことなので喜んで引き受けました。
特に海外のマネジメントの方とは直接お話することは初めてなので良い機会となります。
メモ
依頼されたことは何でも引き受けましょう。そこからつながることは多いです。
最初に期待値を聞く
マネジメント・役員の方からの依頼されたプロジェクトです。失敗はできません。
このプロジェクトにおける目的・期待値を最初に必ず聞きましょう。
これがズレると悲しい結果になります。
できたらメールでも何でも良いので、伝聞ではなく、直接マネジメント・役員の明確な期待値を聞いてすり合わせる。
そのやり方も、
この目的であると、xxxのような質問や調査が必要と考えるが、追加の検証項目などはありますか?
と具体的にこちらの提案を出して、追加の質問を聞くことが大切です。
中間報告をする
目的・期待値を確認できたら、
プロジェクトの進め方、調査方法についても合意ができたら、実際に手を動かす。
中間を報告をして次のアクションを決めましょう。
方向性がズレていないかを確認する目的です。
また、このプロジェクトのゴール、タイムラインも確認して、発表の場まで準備をします。
最終報告をする
わかったことをパワーポイントなどでまとめて最終報告をしましょう。
30分ほどのミーティングを想定して、Executive summary (要約)を作って説明することがポイントです。この1枚だけを見ればわかるくらいまでに結論を作り込みます。
次のアクションにつながるように、誰が担当するかまでを決めて、トスすることが肝心です。
役員・マネジメントの上司と話をしてわかったこと
全て数字をおさえている
役員・マネジメントクラスの方だと膨大な数字を見ているはずなのに、細かい数字まできっちりおさえています。
発言のいたるところで数字がでてきます。会話についていくのが本当大変です。
瞬時に切りかえすことが大切
時間がない中で結論ファーストで伝えましょう。
長い時間聞いてもらえると思わない方が良いです。短い時間で結論だけ。
質問を求められたら準備した資料を見せるくらいの方が良いです。何なら資料もなしでその場でコメントで返すくらいの方が望ましいです。
知りたいことを瞬時に切りかえすことが大切です。
限られた時間で自分の意見を勝ち取る
まず用意をした資料の説明者の機会を勝ち取りましょう。
そうしないと自分の発言が言えないことがあります。
時間の関係で30分の会議を15分で。自分のパートを他の人が説明してしまう。
こんなことはよくあります。
必ず発言する。自分の意見を言わないと参加している価値はないと思われます。
追加調査が必要な場合は持ちかえって後ほど報告する
質問されてもどうしても答えることできない話は、追加調査をして後ほど報告します。
これも早ければ早いほど良いです。遅くなるとこの話題すら忘れられてしまいます。
顔の名前を覚えてもらったら、追加で別途議論する時間をもらう
私の場合は、本題の議論とは違う話で本当に相談したい話がある場合は、、、
このようなプロジェクトでお話する機会を頂いたら、
そして秘書にスケジュールを聞いてアポをとって別途ご相談する場をいただく。
その時には本当に相談したいことを具体的に相談して、アドバイスをいただく。
こんなかたちで相談する機会をつかんでいきましょう。
良い意味で目立って、次につなげることが大切です。
まとめ
自分の体験談から役員・マネジメントと話をすることでわかることが本当にたくさんありました。
高い視座、広い視野、的確な視点からのアドバイスをいただくことで悩みを解決するヒントを得ることができると思います。
また名前と顔を覚えてもらって次につなげるやり方も解説しました。
是非実践してみてください。
ただし、注意点が一点あります。直属上司が自分を飛び越えてその上の上司と話すことを嫌う人がいます。この場合は直属上司の顔をつぶさないように注意しましょう。
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