外資系で15人の上司から学んだ成果が出るボスマネジメント

こんなお困りごとを解消する方法をご紹介します。

この記事の内容

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今まで外資系で日本人、外国人で15人以上の上司と一緒にはたらいてきたなかで考えた成果のでるボスマネジメントの考え方です。

前半では成果のでるボスマネジメントの考え方を解説します。

後半ではボスマネジメントを学ぶうえで役立つ本をご紹介します。

それでは、早速ボスマネジメントについてご説明しますね。

上司を理解する

ボスマネジメントで1番大切なのは上司のことを理解することです。

なぜならあなたの評価は上司が決めて、あなたのキャリアを決める権利を持っています。

そのためまずは上司のことを理解しましょう。

あなたは上司のことをどれだけ理解していますか？

例えばコミュニケーションの仕方について、あなたの上司はどのようなタイプでしょうか？

上司によってタイプはさまざまです。

メール連絡を好むタイプではない人に対して、メールを送ったからとみてもらえると思ってそのままにしていませんか？

上司の特性を理解した上で、行動することでささいな誤解や衝突を避けられます。

また、人のタイプを４つに分けられるとしたら、以下があります。

例えば、あなたの上司が意思決定をしたいタイプだとしたら、ほとんどの分析や提案を仕上げて結論は決まっていたとしても、意思決定を上司に委ねましょう。

自分が判断した案件については強くサポートしてくれますし、

「こんな話聞いていない」とちゃぶ台返しを避けられます。

ボスマネジメントの第一歩としてあなたの上司を理解しましょう。

尊敬できない上司、尊敬できる上司の特徴はこちらをどうぞ。

良いことも悪いことも報告する

ボスマネジメントのポイントの２つ目は、良いことも悪いことも報告することです。

なぜなら報告、連絡、相談は上司との関係の維持に役立ちます。あなたの信頼も積み上がります。

特に悪いことがあったらすぐ報告するようにしましょう。

今は環境変化が大きい時代ですので、いつ何が起こるかわかりません。

例えば案件を失注した、競合に切り替えられたなど悪いことがあった時、言いにくいことはわかりますが、悪いニュースこそすぐ報告することを忘れでないでおきましょう。

責任を取る上司の立場からしたら、自分の状況を説明しない部下については信頼をおくことは難しくなります。

よくありがちな例として、

＊昔の私もそうでしたが、、、。

このやり方では、あなたがどれだけ頑張っていたとしても、上司にはなかなか伝わらないものです。定期的にコミュニケーションを取りましょう。

途中の経過報告をせずに失敗した場合は最悪です。全部自分の責任とされても仕方がありません。

経過報告はこまめにして相談することで、上司を巻き込んで仕事をすることができます。

ボスマネジメントのポイントとして、良いことも悪いことも報告しましょう。特に悪い知らせについてはすぐ伝えることは忘れないで！

• 相談の仕方やタイミングはこちらの記事をどうぞ。

→即実践！明日から使える7つのプロジェクトマネジメントの手法とは？

→チームメンバーとの効率的な1 on 1ミーティングの進め方

 依頼されたことは締め切り前に行う

ボスマネジメントのポイントの3つめは、依頼されたことは締め切り前に全力で取り組みましょう。

なぜならあなたの上司もその上司に依頼された仕事を行なっているからです。

あなたへの依頼は、上司の上司へアピールするチャンスです。

そして依頼の締め切りは必ず確認しましょう。

ポジションが上がれば上がるほど締切設定が短くなります。

たとえあなたがせっかく作った資料であっても、報告が遅れると上司の資料には入らないことになります。自分の仕事は、日の目を見ることはありません。

締切を言われていない場合も、

「いつまでに必要なのか？何の目的・誰向けの資料への依頼なのか？」

を必ず確認して締切前に行うようにしましょう。

上司からの返信も締め切りへのタイミングによって変わってきます。

上司から依頼された仕事なので、一生懸命こたえようとする気持ちはよくわかります。

ですが、100%の完成度の資料を求めて納期に遅れるのであれば、70-80%の完成度で締切より早い方が望ましいです。締切前なので上司にアドバイスをもらって直せば良いのです。

「指定のフォーマットはありますか？」と、事前に聞いておくと後での修正がなくなりますね。

「やること多いのに、こんなに短納期ですか！」と言いたくなりそうな短納期の依頼は、

あなたの上司にとっても短納期です。

実は、短納期の依頼に対応してあげると感謝・信頼されますので、短納期の仕事こそチャンスと考えて取り組みましょう。

例えば、私の場合

上司がその上司に報告をする活動は、上司も成功させたいと思う仕事になりますので、案外簡単に要求が通りやすくなります。

是非チャレンジしましょう。

ボスマネジメントとして依頼された仕事を締め切り前に行うことであなたの信頼を勝ち取ることができます。

ボスマネジメントを学ぶためのおすすめ本

最後に私がボスマネジメントを身につけるために役に立った本をご紹介します。

まとめ

外資系企業の場合、上司は部下を解雇する力を持っています。

当然、しっかり仕事をしている人を、上司の好き嫌いでクビにするようなひどいことは起きませんが、ボスマネジメントをしっかりして評価してもらうことは大切です。

上司に迎合するのではなく、「目標達成に向けて上司を巻き込んで最後までやり通す」という態度が必要ですね。

外資系でのボスマネジメントのポイントを理解してグローバルではたらきましょう。

⬇️外資系企業ではたらく上で知っておきたいこと

⬇️外資系企業の英語会議についての記事はこちらをどうぞ。

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。global555(Twitter:global5551)でした。