尊敬できない上司、尊敬できる上司の違いとは。（対策あり）

会社ではたらいていると色々な人がいますよね。

みんなよい人だったら良いのですが、尊敬できない上司とあたるとモチベーションは下がりますしストレスが大変です。

大切な時間を使ってはたらくのであれば、楽しくはたらけると良いですよね。

尊敬できない上司がいる一方で、30分話をしただけでなぜかやる気を引き出してくれる尊敬できる上司もいます。

今回は外資系企業ではたらいてきた中で考えた、尊敬できない上司と尊敬できる上司の違いについて記事を書きます。

特に新入社員の方にむけて尊敬できない上司への対策ついてもご紹介します。

尊敬できない上司の特徴

尊敬できない上司はこれらの特徴を持っていますので要注意です。新入社員として初めての上司がこんな特徴を持っていないか？チェックしましょう。

1. いつも怒る

感情のコントロールをできずにいつも理不尽に怒る方いますよね。

例えば、事前に打ち合わせをして決めた会議の進め方についても、当日こんなのは聞いていない。などの発言からちゃぶ台返しをする人。ちゃぶ台返し上司に振り回される方はつらいです。

2. 威厳を振りかざす

何かにつけてポジションパワーを使ってくる。業務命令だー。が口グセの周りに人いませんか？

3. 全て丸投げで自分では考えない。丸投げ上司。

判断するのが自分の仕事として、全てのタスクを部下に丸投げする。

考え方についても特に指示もせずに上がってきたものについて、文句をいうだけ。

4. 指示があいまい

前回はxxと言う指示を受けて修正したら、今度は前回の方が良かったと言うなど指示があいまい。なかなか前に進まないのは大変です。

気まぐれなのか朝令暮改なのか。変化が激しい業界では朝令暮改は良いときもあります。

5. 感謝の言葉がない

「お疲れ様」「ありがとう」などの一声がない。やってもらうのが当たり前と考えている人。

海外の人は感謝の言葉をまずは挨拶みたいに表現しますね。

6. 無責任

部下が悩んで相談しても責任感がなく失敗は部下に押し付ける。

ある程度経験がついてくると普段は特に相談しなくても問題ありませんが、部下が相談したい時は困ったとき。

逆境の時にこそ価値を示せないと、上司の価値はありません。

危機的な状況において、前線に立って内容を理解しようとせず、無責任な発言で解決に向けて逆効果となる。全体のことやお客様のことを考えず自分の保身のみを考えている。

ぶっちゃけ「ダメだ。こりゃあ」と思われる瞬間です。

別の部署で同じ立場の責任者が出ている時などは、本当に器の違いが見えてしまいます。

7.上司にはとことん弱く、部下にはとことん厳しく

こういう人いますよね。そしてその態度が周り全員知られている。

たまに「このように報告しておいた。」とメールが転送されてくる時がありますが、内容を見ると自分が書いたメールをただコピぺした内容。特に自分の考えは何も入っていない。

存在価値をうたがいたくなります。

上司・部下との 1 on 1 ミーティングについてはこちらをどうぞ。普段からのコミュニケーションは大切です。

→チームメンバーとの効率的な1 on 1ミーティングの進め方

あわせて読みたい

チームメンバーとの効率的な1 on 1ミーティングの進め方

チームメンバー、部下との1 on 1 ミーティングを通じて、チームメンバーの強みと改善の余地がある点を明らかにして、チームメンバーが自ら問題を解決をできる支援をするには何が必要か？よりパフォーマンスを発揮するチームに対して理解が深まります。

続きを見る

8.時間外にも仕事をさせる

指示を出すのが遅いがいつも短納期。

昼休み、夜遅く、週末まで作業が必要な納期で要求してくる。

9. 給料をあげない

昇給についてを相談してもいつもはぐらかせて終わり。

自分から昇給の機会、成長の機会を与えようとしない。

10.能力をつぶす

潜在能力を持っている人に機会を与えず結果的に腐らせる。

上司を尊敬できないと思う時はこれらの特徴に当てはまります。

まずはあなたの上司がどんな特徴を持つかを冷静に分析しましょう。

尊敬できる上司の特徴

1. 問題解決能力が高い。

相談した内容について瞬時に理解して適切なアドバイスをくれる。

本質をつかむのがうまくて、すぐ次の次の打ち手まで考えつく。

今まで問題解決を何度もしてきているため社内のネットワークも広い。

その上司からも信頼されているため、エスカレするとかなり上のマネジメント層が動いてくれる。

頼りになります！

2. 困った時に助けてくれる

部下は困った時に助けてくれる上司についていこうと思いますよね。

逆に逃げたり、相談して文句言われるようならば誰も相談しにいきません。

ただ、相談する時は最低限、「何に困っていて、このような解決策があると考えられて、こんなサポートをして欲しい」と相談しましょう。

自分の考えがないと、相談される方も困ってしまいます。

3. いつも穏やかで話しやすい

　声をあげたり厳しい口調で言うこともない。

　まずは話を聞く姿勢を持つ方。しっかり聞いてもらった上で、

「参考になるかわからないけれど」と高い視座から方向性を出してくれる。これはありがたいです。

4. 責任感が強い。

「最後の責任は取るから思いっきりやってください！」と部下になかなか言えないですよね。

このような方にはついていこうと思います。

5. 部下の成長を考えてくれる

「このチャレンジをするとxxと言う点が学べて良いと思うよ。」と背中を押してくれる。

「でも困ったことがあればなんでも相談してください」と。

ハードルの高いチャレンジは大変なのでこの言葉があるだけで心強いです。

6. ダメなところはきちんと指摘してくれる

良いところはほめながらも、ダメなところについてはしっかりアドバイスをくれる。

フィードバックって本当に大切ですよね。これがあると成長につながります。

尊敬できない上司にあたった時の対策

・反面教師と考えて自分のスキルを上げる

「自分がやられて嫌だったことは部下には絶対にしない」と誓って、まずは自分のスキルを上げる。

ダメ上司に「文句を言わせない」ようにしていくことが大切です。

ダメ上司がいなくなると往々にして辛かった時の記憶を忘れてしまうものなので、忘れないようにメモしておきましょう。

反面教師として記録しましょう。

・社内のアワードに挑戦する

もし社内の表彰制度などがある場合は、積極的に応募しましょう。

ここで表彰されると、ダメ上司もあなたのことを認めざる得なくなります。

評価、見方を変えるのには最適です。

あなたが表彰を受けると、上司も自分の評価になります。

そこからコロッと態度が変わることもしばしばあります。

・どんなに尊敬できなくても良いところを見よう

尊敬できない上司でも必ず良いところもあります。

良いところだけを見るようにするまだ心が楽になります。

あの人のここは素晴らしいな！と。

これも訓練ですね。

・なんでも相談できるメンターをもとう

しんどい時になんでも相談できる人を持っておくと違います。

上司とは別に社内、社外で気軽にリスクフリーに話せるメンターを持つことが大切です。

私の場合は定期的になんでも話あう友人がいます。

定期的というのがポイントで3ヶ月毎に進捗アップデートする機会があると、この3ヶ月を振り返りをすることができます。

「3ヶ月で短いようで長い。長いようで短い。何かに挑戦するにはとってもよい期間。」

すぐには成果が出なくとも前向きに成長に向けて動く。この3ヶ月結構頑張ったぞ！と思ってもメンターはそれ以上に動いている。次は負けてられないぞとお互い切磋琢磨できる関係性。

そんなことを真剣に話し合える人は貴重です。一緒に話せる人が優秀な人であればあるほど本当に成長につながります。

• 優秀な人の特徴はこちらにまとめました。

→こんな人と働きたい。周りから優秀な人と認識される３つの特徴とは

あわせて読みたい

優秀な人と働きたい。周りから優秀な人と認識される３つの特徴とは

新入社員として会社にはいったからには大きなビジネスをしていきたいですよね。自分がどれだけ頑張っていると思ってもあなたの評価を決めるのは周りの人です。では周囲の人から優秀と認識される人の特徴について考えてみます。バリバリ働きたい方は必見です。

続きを見る

・どうしても嫌なら飛び出そう

正直、世の中、会社には色々な人がいますので、いつも尊敬できる上司が当たるとは限りません。

そして同じ上司とずっと仕事をするというケースは少ないです。

あなたを認めてくれる上司の時代こそ、隙間時間でも良いので自分のスキルを磨いておきましょう。

スキルが高ければ転職、稼ぐ力としての副業、増やす力としての投資。

備えていれば、ダメ上司がきても問題ありません。

どうしようもないダメ上司で、ここにいても意味がないと判断した場合は、外に飛び出しましょう。

以下のようなサイトで登録をすることから始めてみるのはいかがでしょうか。

• マーキャリNEXT CAREER

デジタルセールス特化型転職エージェント【マーキャリNEXT CAREER】
マーキャリNEXT CAREER」はデジタルセールス（インサイドセールス、フィールドセールスなど）に特化した 転職エージェントサービスです。 今注目を集めている人材ですね。マーケターへの転職も強いです。

• ニューキャリア

キャリアにもっと納得感を。【ニューキャリア】
ニューキャリアはマンツーマンでキャリアコーチが利用者の「キャリア分析」や 「転職活動」を支援するキャリア支援サービス。無料のキャリアカウンセリングで客観的に振り返ることも良いですね。

• ReWorks(リワークス）：リモートワークに特化した転職サイト

フルタイム勤務なのに、フルリモートのお仕事のみをご紹介【ReWorks（リワークス）】
ReWorksは完全リモートワークの仕事のみをご紹介頂けるサイトです。もうリモート以外は考えられないという方も多いのではないでしょうか。今の仕事ではリモートワークをしたくてもできない方はまずは登録をして探してみるのも良いですね。

まとめ

組織に所属してお仕事をするにあたって上司はいつもいるもの。

尊敬できない上司だとストレスたまりますよね。ですが、上司は自分から選ぶことはできません。まずその上司の考え方や特徴を理解して、仕事をしやすくしていきましょう。

良い上司からはどんどん盗み、ダメ上司からは反面教師として学ぶ。あなたが実際に部下を持った時に理想の上司と言われるように、一緒に仕事をする人から良い教材と考えて学びましょう。

人のことをよく見えますが、自分のことは実はわかっていなかったりしますよね。

常に自分を振り返りをして周りの人たちへ良い影響を示せるビジネスパーソンになりたいものです。

それにはやはり能力開発が必要。能力が高くないと助けることができません。日々勉強！

⬇️外資系企業ではたらく上で知っておきたいこと

⬇️外資系企業の英語会議についての記事はこちらをどうぞ。

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。global555(Twitter:global5551)でした。