わかりやすいパワーポイントを作るためには、写真・表・画像などをよく使いますよね。
パワーポイント資料を作ったけれど重すぎてメールで送れないことはありませんか?
上司から急ぎ対応依頼されている時とかは焦りますよね。
仕方がないので、サーバーにおいたり、シェアポイントで共有したり、ZipファイルやPDFにしてみたり。
受けとる人の利便性を考えると、メールでサクっともらった方が楽ですので、この記事では、パワーポイントの画像圧縮とパワーポイントを簡単に圧縮、軽くする方法をご紹介します。
- パワーポイントが重くてメールで送れない。どうしたら良いの?
- パワーポイントを圧縮する方法を知りたい。
- パワーポイントの画像を圧縮する方法を教えて。
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
パワーポイントの画像を圧縮するには保存オプションが便利
パワーポイントを圧縮するにはいくつかの方法がありますが、便利なのは保存オプションで「画像の圧縮」を使うことです。
- パワーポイントで「名前をつけて保存」をクリックする。
- 下にある「ツール」をクリック。「画像の圧縮」を選択する。
- 「解像度」のメニューから希望のサイズを選ぶ。
- 高品質
- HD (330 ppi)
- 印刷用 (220 ppi)
- Web (150 ppi)
- 電子メール用 (96 ppi)
- 規程の解像度を適用
パワーポイントの資料の使い方にもよりますが、電話会議やプロジェクターで投影するレベル、印刷してお客様に提案するレベルであれば
「印刷用 220 ppi」を選択しておけば全く問題ないレベルです。
パワーポイントの画像・図を選択して圧縮する方法
特定の画像・図の圧縮
ある特定の画像や図を圧縮するにはスライドページに行きます。
スライドの画像を選択して、メニューの「図の形式」にある「図の圧縮」をクリック。
解像度は保存のオプションと同じです。
画像のトリミング
図のトリミング部分を削除する。
メモ
注意点は1度圧縮すると、高解像度には戻せませんので、送付用はファイルをコピーして使うなどの対策をしましょう。
パワーポイントのスライドマスターを削除
画像を圧縮してもまだ重い場合は、次の対策も有効です。
このような表示が出た場合は、スライドマスターのクリーンアップします。
クリーンアップしてみました。
パワーポイントで他の人のスライドを自分の発表資料にコピーして使うこともありますよね。
ここでの注意点はスライドをコピーするとそのスライドマスターも一緒にコピーされています。
色々な人が別のテンプレートを使っていると、知らないうちに相当テンプレートも蓄積されていてこれが本当に重いです。
クリーンアップしてもまだ重い場合は、
メニューの「表示」→「スライドマスター」から不要なスライドマスターを削除する。
たくさん余計なものがあると重いです。
今回のケースで言えば、画像よりもスライドマスターが重い原因でした。
AAA_1 はスライドマスターを削除したらここまで軽く。
「パッと見える画像」より「隠れているスライドマスター」も是非チェックしてみて下さい。
まとめ
パワーポイントが重くてメールで送れない時の対策を考えてみました。
- 保存オプションで全体的に画像を圧縮する。
- 個別画像で圧縮・トリミングをする。
- 不要なスライドテンプレートの削除する。
圧縮してメールで送付できるとお仕事の効率化になりますね。
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今回は以上です。global555(Twitter@global5551) でした。