この記事で解決できるお困りごと
- マーケティングを簡単にいうとどう説明したら良いですか?
- マーケターの持つ悩みについて知りたい
- マーケターのまず最初に考えるポイントとは?
このようなお困りごとを解決する記事を書きました。
マーケティング業務に当たるマーケターの悩みは幅広くとても深いと思います。
外資系で10年間マーケティングに携わっています。いつも色々なことを考えています。
この記事で紹介する「マーケティングを簡単にいうと」を読んでいただければ、マーケターの悩みとマーケティングの進め方の第一歩がわかります。
マーケターの悩み
マーケターの日々の疑問をあげたらキリがありません。
コトラーの「マーケティングマネジメント」のコラムにはこうあります。
どれも深く考えないと結論までたどり着きません。
- サービスを提供するのにふさわしい市場セグメントを見極めて選び出すにはどうしたら良いか。
- 競合他社の提供物から自社の提供物を差別化するにはどうしたら良いか。
- もっと安い価格を強く求める顧客にどう答えるべきか。
- 低コスト、低価格の競合他社と、自国や国外でどう戦えば良いか。
- 提供物を顧客別にどこまでカスタマイズできるか。
- ビジネスを成長させる一番の方法はなにか。
- より強いブランドを作るにはどうしたら良いか。
- 顧客を獲得するためのコストを削減するためにはどうしたら良いか。
- 顧客のロイヤリティを長期間にわたって維持するにはどうしたら良いか。
- どの顧客がより大切かを見極めるにはどうしたら良いか。
- 広告、販売促進、パブリック・リレーションズの投資効果をどのように図れるのか。
- セールス・フォースの生産性を高めるにはどうしたら良いか。
- 複数のチャネルを確立し、尚且つチャネル・コンフリクトをうまく管理するためにはどうしたら良いか。
- 企業の他の部門も顧客志向にするにはどうしたら良いか。
マーケターの意思決定
マーケターは数多くの決断を下す必要があります。
- どのような特長を新製品・サービスに盛り込むべきか?
- セールススタッフは何人雇う必要があるか?
- 広告にいくら使うべきか?どのチャネルを使うか?
- 価格をいくらにするか?
- その5年先を見越したプラン作成など
大きな問題から小さな問題までが日々意思決定が必要になります。
マーケティングのコンセプト
マーケターはマーケットのすべての人を満足させることはできません。
そのために、マーケターはまず、市場細分化(セグメンテーション)を始める。
お客様のニーズを考えて、どのセグメントが最高の機会をもたらすか?考え、選ぶ。
そのセグメントに対して適した、製品・サービスを開発する。
マーケターと見込み客
マーケターは、見込み客のニーズを理解することが大切です。
そしてニーズを満足させるための製品を提供する。
製品の魅力度を高めるために、マーケターの施策が有効となる。
- ベネフィットを高める
- コストを削減する。
- ベネフィットを増大させ、かつコストを削減する。
例えばマーケターとして日々考えること
例えば4P
Product(製品)
半導体を中心に色んなところで供給不足が続くなか、自社製品がシングルソースサプライヤーからの供給で成り立ってるとするならば、いったん悪くなると危機になる。平時の時にデュアルソースは検討して準備しておかないと。なかなかできないけど。#マーケティング
— global555@マーケター (@global5551) October 20, 2021
Price(価格)
半導体を中心に何から何までこれだけ不足してくると、お客様のご要望通りに届けることが優位性になりますよね。そして全てが価格に跳ね返ってくる。4PのうちPriceばかりを考えてる日がある。#マーケティング
— global555@マーケター (@global5551) October 19, 2021
Place(流通)
最近はあまり考えていませんでした。反省。
Promotion(販促)
展示会は今の環境ではかなり厳しいですよね。リアルでは集客は難しい。
一方でオンライン•バーチャル展示会では、なかなか良いお客様にみてもらえない。ただ、距離的な問題で今まで来場できなかったお客様にはよいかも。いずれにせよ新しいカタチに対応が必要。#マーケティング— global555@マーケター (@global5551) October 20, 2021
今の環境下ではWebinarは製品やサービスを効果的に伝えるツールですが、なかなか集客は難しいですね。本当に来て欲しい方はメールマガジンとかではなく、やはり営業からの集客の方が来て頂ける。#マーケティング
— global555@マーケター (@global5551) October 19, 2021
マーケターのマーケティング施策のひとつひとつがキャンペーンとして案件化できたかを数字でトラッキングされる世の中に。見られるのは内容ではなくコンバージョンの数字だけ。#マーケティング
— global555@マーケター (@global5551) October 19, 2021
特に今はデジタルトランスフォーメンション(DX)が進んでいるためツールもどんどん変わる。
これはいつも勉強です。
マーケティングを学ぶのにオススメな本
この本は本当に勉強になりました。デジタルトランスフォーメーションは学ばないとこれからはどんどん取り残されますね。
まとめ
マーケティングを行うマーケターのやることは多岐に渡ります。
でも一番最初に考えるべきこと、マーケティングを簡単にいうと、何にまず手をつけるべきか。
最初は顧客のニーズを元にセグメンテーション(市場細分化)をしてどこのマーケットなら勝てるかを考えることです。
少しづつマーケティングについて解説する記事を増やしていきたいと思います。
本日は以上です。global555(Twitter:global5551)でした。
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