英語会議でついていけない時は、この世界で孤独を感じるみたいで悲しいですよね。
外資系グローバル企業でマーケターとして10年はたらいています。外資系企業につとめている人は、英語力が高いと思われるかもしれません。
たしかに日本のオフィスでも外国の方の採用も進んでいますし、英語力の高い方が多いことも事実です。私が所属するマーケティングチームも日本人は私だけです。
例えばグローバル会議としてUS、ドイツ、韓国、中国、シンガポール、フランス、マレーシア、インドなど様々な国の方と英語のミーティングがあります。
そんな環境のため英語を使う機会はとっても多いです。
でも、英語については私は相当苦労してきましたのでその悩みと対策を書いてみます。
同じように英語会議についていけないと悩んでいる方の1歩につながると嬉しいです。
どのような立場で参加する英語会議なのかによっても準備が違ってきますよね。
自分が発表する英語会議の場合
自分が発表する英語会議の場合、まずはこんな準備ですよね。
ポイント
- 英語のパワポ資料のスライドを完成度を高める。
- キーメッセージを読んでもらうことだけでも理解できるようにする。
- 原稿を全て書く
- 各スライドのポイントだけをメモしておく
- 何度も練習して話す内容を覚えてしまう。
- 質問される可能性のあることについて答えを用意しておく。
英語のパワポ資料のスライドを完成度を高める。
英語のパワポのスライドの完成度が高ければ、英語のスピーキングがイマイチでも伝わります。
人は聞くことよりも目から入る情報の方が多いからです。スライドのキーメッセージを読んでもらえればすぐわかるようにしましょう。
まずは英語のプレゼン資料のスライドの完成度を高めましょう。
英語プレゼンの原稿を用意して読む
英語会議を本当に苦手だと感じている方は、まずは英語プレゼンの原稿を用意しましょう。
自分の番が回ってきたら、原稿を読む。
私も上司から、「原稿作成」については指導されました。
それこそ、慣れないうちは、一言一句、原稿を書いて読んでいました。
でも、「英語の原稿」を読んでいて、一番困るの質問をされた時。
原稿を読んでいると、大体どこまで話をしたか(読んだか)わからなくなります。
もちろん原稿がないと最初はとっても不安ですが、原稿は早めに卒業した方が良いです。
英語会議でついていけない時、特に突如とくる質問が聞き取れない時にどうするか?対策を考えてみました。
英語会議のプレゼン原稿のポイントだけ書く。
英語会議の原稿のポイントだけを書く。
一言一句の原稿から一歩進んで、ポイントだけを書いておく。
各スライドでどうしても伝えなければいけないことだけを忘れずに伝えるためにメモしておくイメージです。
英語会議のプレゼン原稿は覚えてしまうくらい練習する
その英語会議の重要性にもよりますが、本当に重要な英語会議であれば、もう何度も何度も発表の練習しましょう。
英語会議でポテンシャルクエスチョンの答えを用意しておく
自分の用意したプレゼン資料について、相手の立場になって考えてみることが大事です。
こんなことを質問されるかもしれない?と思うことについては、質問の答えを予めメモしておくと、安心ですよ。
英語会議で突如とくる質問についていけない時の3つの対策
自分が発表する英語会議で、プレゼン内容は準備をして、発表内容についても何度も練習した。
ポテンシャルクエスチョンについても回答を用意した。
それでも困るのが、英語の質問についていけない。特にネイティブスピーカーの早い英語についていけない。
この時にはどうするのが良いのでしょうか?
対策としては、3つあります。
ポイント
- シンプルに聞き取れないからもう一度言ってと頼む。
- 英語ができる人に聞く
- Microsoft Teams の字幕機能を使う
シンプルに聞き取れないからもう一度言ってと頼む。
ネイティブが話す言葉が早かったり、色々な地域でのなまりがあるから聞き取りにくいこともあります。
日本人のなまりが一番酷いようです。ネイティブからしたら。
私からみたら英語力が非常に高いドイツの方でも、USの人には「ごめん。今のはわかりにくいからもう一度言って」と頼んでいます。彼がうまいのは、「多分、今の言い方ではみんなに伝わっていないと思うから、確認させて。」と発言します。
スマートですね。
ただ、困るのは1度目はわからないからと言えても、2度目は言いにくいのですよね。
私は3回質問した時は、流石に呆れられました。
英語ができる人に聞く。
何年か前は本当に質問が聞き取れず、、、どうしようもない時がありました。
その時の対策は、会議が始まる前に、英語ができる上司や日本人の周りの人に、
「大変申し訳ないのですが、英語の質問についていけません。もしマネジメントの方から質問されたらなんと言っているか日本語で教えて下さい」
と頼んでいました。
トップマネジメントに説明する機会をもらって一生懸命練習したプレゼンはなんとか話せても質問にされるときは本当に恐怖でした。
英語会議で大失敗も経験しました。今考えると恐ろしい。でも3-4年前のことです。。。
今は上司も外国人となってこの技が使えない。
Microsoft Teams のTurn on live captions で字幕機能を使う。
今は英語会議には強いヘルプがあります。
Microsoft Teamsでの話にはなりますが、Microsoft Teams で 右上にある「•••」をクリックして「Turn on live captions 」という機能を使うと、発言に対して自動的に英語字幕が出ます。
この機能のおかげでネイティブスピーカーの英語であっても「ちょっと何を言っているのかわかんない」ということがなくなりました。
同僚はリスニングはまったく聞き取れないが、なんとかこの字幕を見て会話を理解するという人もいます。
実際に使ってみると、相手の発言の理解を助けてくれますし、自分の発言も英語字幕として出るため、これはこれで発音や文法などをチェックすることができて楽しいです。
あたりまえかもしれませんが、ネイティブスピーカーの英語は本当に完璧な文法や発音で単語もしっかり表示されます。
一方で、第2外国語の方は字幕も変な形で出ますね。単語もおそらく意図したものではない単語が表示されます。
発音についても大切さがわかります。
インドの方は話す量が多いので、字幕が出てもついていけないくらいたくさん話す人もいます。
相手のネイティブにも使ってもらったら、伝わりやすくなる???
字幕があるのとないのでは正直全く違います。ネイティブの方であるとほぼ言った通りに字幕が出ます。
難しい発音や文字と文字のつながりgonna や Can I などもバッチリ字幕化されます。
これは本当に便利です。
Microsoft Teamsをお使いの方はぜひ試してみて下さい。
映画やドラマを英語字幕で見てみるとTeamsでもいきますよ。
ネイティブでない人は多かれ少なかれPCも理解できない発音や文法で話していることも多い。とにかく自信を持って話す!も大切です。
まとめ
英語会議についていけない時に対策として何か特別なことがあるわけではありません。
英語力の向上のためにはシンプルに日々のトレーニングなのですが、まぁ何とかなるよくらいの気持ちでチャレンジすることも大事ですね。
トレーニングの一つとして、例えばMicrosoft Teams で緑色のフリーになっている、海外の同僚に無料の英会話と思ってよく電話したりしています。
いきなり電話よりは、チャットで「ちょっと話せる?」と聞くと、だいたい向こうから電話かかってきます。Teams上で電話したら国際電話でも簡単。本当に便利な世の中になりましたよね。
メールで問い合わせが来た時も、わざわざ電話したりします。「この件ですが、、、」
まずは場数をこなすことで上手になりますよ。
英語学習を本気で取り組みたい方へ
グローバルではたらくには英語は必須です。
英語学習のおすすめ
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- 英語力・TOEICの点数は必要ですのでスタサプアプリをやりこむことをおすすめします。
- 毎日コツコツ続けたおかげで、最初は本当に英語が聞きついていけず辛かったネイティブとの英語会議が理解できるようになりました。
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今まで英語学習を続けてきてこんなに長く継続できたのはスタサプのおかげです。私も2年以上毎日続けています。
ポイント
- 毎日単語を覚える。
- 音読やシャードーイングをTOEIC問題で行う。
- 文法問題を10問毎日解く
- リスニング問題や文章問題をTOEIC模試20回分やってみる。
- リスニング問題のスピードを実際のTOEICより早くして練習する。
このあたりから始めると確実に点数を取れると思います。英語に触れる時間を作ることは大切ですね。
私のはたらいている外資系企業でも周りの人10人以上がスタサプを使って毎日学習しています。
最近はスタサプTOEICからスタサプビジネス英語とオンライン英会話に切り替えて勉強しています。こちらもおすすめですよ。