
英語会議で黙り込んでしまい、存在感ゼロで終わったことはありませんか?
なぜ「意見を振る」スキルが重要なのか
日本の会議では、沈黙は「検討中」や「同意」を意味することがありますが、英語圏を中心としたグローバル会議では、「沈黙=何も貢献していない」とみなされるリスクがあります。
一方で、自分一人だけが話し続けてしまうのも、プロフェッショナルなリーダーシップとは言えません。参加者全員の知見を引き出し、結論を導き出す「ファシリテーションスキル(進行術)」こそが、英語会議で最も重宝される能力です。
この記事では、英語会議で周囲に意見を振る際の「失礼のない、かつスマートな言い回し」を、シーン別に徹底解説します。
1. 全体に意見を求める際の基本フレーズ
会議の序盤や、トピックが一段落した際、まずは特定の誰かではなく「場全体」にボールを投げます。
1-1. 一般的な意見を募る
- "What are your thoughts on this?" (これについて、皆さんはどうお考えですか?) → 最も汎用的で使いやすいフレーズです。
- "I’d like to open the floor for any comments." (コメントがあれば、どなたでもどうぞ。) → 「Open the floor(発言の場を設ける)」という表現は、フォーマルな会議でよく使われます。
1-2. 疑問や懸念がないか確認する
- "Does anyone have any questions or concerns before we move on?" (次に進む前に、誰か質問や懸念点はありますか?) → 後のトラブルを防ぐために非常に重要な確認です。
- "Is everyone comfortable with this proposal?" (この提案に、皆さん納得されていますか?)
2. 特定の個人を指名して意見を聞く際の技術
英語会議を活性化させるには、専門知識を持つ人や、まだ発言していない人を名指しして「意見を振る」必要があります。
2-1. 専門性や経験をリスペクトして振る
ただ名前を呼ぶのではなく、「なぜあなたに聞きたいのか」を添えると、振られた相手も答えやすくなります。
- "[Name], given your expertise in this field, what do you think?" ([名前]さん、この分野の専門知識をお持ちのあなたから見て、どう思われますか?)
- "I know you’ve handled similar cases before, [Name]. Any advice?" ([名前]さんは以前似たケースを担当していましたよね。何かアドバイスは?)
2-2. オンライン会議で沈黙を破る
オンライン会議では、誰が話すべきか分からず沈黙が発生しがちです。明確に指名しましょう。
- "I’d be interested to hear [Name]’s perspective on this." (これについて、[名前]さんの見解を聞いてみたいです。)
- "We haven’t heard from [Name] yet. Would you like to add anything?" (まだ[名前]さんからお話を聞いていませんね。何か付け加えることはありますか?)
コラム【オンライン会議対策】
タイトル:オンライン会議特有の「魔の沈黙」を1秒で消すコツ
ZoomやTeamsなどのオンライン会議では、対面よりも「誰が話していいか分からない沈黙」が発生しがちです。この記事で紹介したフレーズをより効果的に使うための、2つのオンライン・ルールをご紹介します。
- 「オープン・クエスチョン」を避ける 「Does anyone have comments?(誰かありますか?)」は、オンラインでは沈黙を招きやすい禁句です。代わりに、「Name-First(名前を先に呼ぶ)」を徹底しましょう。「[Name]-san, any thoughts from your side?」と名前を先に呼ぶことで、相手は心の準備ができ、会議のテンポが劇的に改善します。
- チャット欄を「振り」の呼び水にする チャットに何か書き込んでいる人がいたら、すかさず「I see [Name] left a comment in the chat. [Name], could you elaborate on that?」と振ってみてください。これも立派なファシリテーションです。
3. 相手にプレッシャーを与えない「配慮」の一言
いきなり指名されると、誰でも緊張するものです。特に英語が母国語でないメンバーがいる場合、以下のクッション言葉を添えるのが一流の進行役です。
- "I don't mean to put you on the spot, but..." (困らせるつもりはないのですが(急に振って申し訳ないですが)……)
- "Just a brief comment is fine, but what do you think?" (短いコメントで構いませんので、どう思われますか?)
- "Feel free to share your initial thoughts." (まずは率直な第一印象を共有してください。)
4. 議論を深めるための「深掘り」フレーズ
意見が出た後、さらに議論を活性化させるために「もう一歩」踏み込む言い回しです。
4-1. 理由を尋ねる
- "Could you tell us more about why you think so?" (なぜそう思われるのか、もう少し詳しく教えていただけますか?)
- "What’s the reasoning behind that?" (その考えの背景には何があるのでしょうか?)
4-2. 異なる意見を引き出す
- "Does anyone have a different take on this?" (これについて、異なる解釈をお持ちの方はいますか?)
- "I see your point. Let's hear if there's any counter-argument." (おっしゃることは分かりました。反論や別の意見があるか聞いてみましょう。)
5. 進行をコントロールし、話を切り上げる
意見が活発に出すぎるのも問題です。時間を守りながら、スマートに次のトピックへ誘導します。
- "That’s a great point, but in the interest of time, we should move on." (素晴らしい指摘ですが、時間の関係上、次へ進まなければなりません。)
- "Let’s table this discussion for now and revisit it later." (この議論は一旦保留にして、後ほど改めて検討しましょう。)
- "I think we’ve covered the main points. Let’s wrap this up." (主な点は網羅できたと思います。この件は締めくくりましょう。)
6. 実践で使える「意見を振る」フローチャート
実際の会議では、以下の流れを意識するとスムーズです。
- トピックの提示: "Here is the issue..."
- 自分の意見(簡潔に): "In my opinion..."
- 他者へのパス: "[Name], how does this look to you?"
- 受け止めと確認: "Thank you. Does everyone agree with that?"
7. まとめ:完璧な英語力より「配慮のある進行」
英語会議における成功とは、文法的に完璧な英語を話すことではありません。参加者が「発言しやすい場」を作り、プロジェクトの目的を達成することです。
今回紹介したフレーズをいくつかメモしておき、会議の際に手元に置いておくだけで、心の余裕が全く変わってきます。まずは "What do you think, [Name]?" という最もシンプルな一言から始めてみてください。その一言が、会議の質を劇的に変える第一歩になります。
グローバルでたのしくはたらきましょう。
英語学習を本気で取り組みたい方へ
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ポイント
- 毎日単語を覚える。
- 音読やシャードーイング、ディクテーションをTOEIC問題で行う。
- 文法問題を10問毎日解く
- リスニング問題や文章問題をTOEIC模試20回分やってみる。
- リスニング問題のスピードを実際のTOEICより早くして練習する。
このあたりから始めると確実に点数を取れると思います。英語に触れる時間を作ることは大切ですね。