
FC今治のホームスタジアム「アシックス里山スタジアム(通称:アシ里)」。2023年に誕生したばかりのこのスタジアムは、ピッチとの距離が驚くほど近く、まさに「サッカー専用」の臨場感が味わえる最高の場所です。
しかし、新しいスタジアムゆえに「どの席が見やすいの?」「屋根はある?」「日差しはきつい?」と不安な方も多いはず。
今回は、実際にアシ里で観戦した筆者が、座席選びのポイントから雨・日差し対策まで、初めての方に向けて徹底解説します!
1. アシックス里山スタジアムの座席選び:おすすめはどこ?
アシ里はどこからでも見やすいのが特徴ですが、目的によって選ぶべき席が変わります。
① 圧倒的臨場感なら「メインスタンド」
選手が入場する姿やベンチの動きを間近で見たいなら、メインスタンド一択です。
- メリット: 選手の息遣いや監督の指示まで聞こえる。屋根があるエリアが多い。
- 注意点: 人気のためチケットが完売しやすい。
② 応援の熱気を楽しむなら「ゴール裏(ホーム)」
FC今治のチャント(応援歌)を歌い、熱く応援したいならここ。
- メリット: サポーターとの一体感が最高。価格が最もリーズナブル。
- 注意点: 基本的に立ち見。試合全体を俯瞰して見るには不向き。
③ コスパと視認性のバランスなら「バックスタンド」
実は筆者の一押しがこちら。
- メリット: ピッチ全体が綺麗に見渡せる。メインスタンドよりチケットが取りやすい。
- 注意点: 日差しをダイレクトに受ける時間帯がある。
2. 【重要】アシ里の「日差し」と「屋根」事情
観戦において、座席選びと同じくらい大事なのが「気象条件」です。
紫外線・日焼け対策(特にバックスタンド)
デイゲーム(昼間の試合)の場合、バックスタンドは直射日光をまともに浴びます。
- 対策: 帽子、サングラス、日焼け止めは必須。冬場でも日差しが強いと暑く感じるため、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。
雨天時の観戦:屋根はある?
アシ里は一部のメインスタンドを除き、ほとんどの席に屋根がありません。
- 対策: 雨予報の日は「ポンチョ」または「レインコート」が必須。スタジアム内は傘の使用が禁止されているため、注意しましょう。
[!IMPORTANT] サポーターの知恵: 荷物を入れるための「大きなゴミ袋」を持参しましょう。座席の下に置いたバッグを雨や泥から守ることができます。
【コラム:準備不足で後悔しないために!スタジアム観戦を120%楽しむ必須アイテム】
「チケットも取ったし、ユニフォームも着た!さあ、あとはスタジアムに行くだけ!」……ちょっと待ってください。実は、スタジアムでの90分間が「一生の思い出」になるか「過酷な修行」になるかは、キックオフ前の「持ち物準備」ですべて決まると言っても過言ではありません。
私自身、初めてアシ里(アシックス里山スタジアム)に足を運んだ際、素晴らしいピッチの近さに感動したのも束の間、ある「準備不足」のせいで試合に集中できず、悔しい思いをした経験があります。
新しいスタジアムであるアシ里は、開放感抜群で最高な反面、「自然との距離が近い」からこその落とし穴も潜んでいます。
そこで今回は、数々の遠征で失敗を繰り返してきた私が、「これだけは絶対にカバンに入れておくべき!」と断言する三種の神器をご紹介します。「あの時、持っていればよかった……」と試合中に後悔する前に、ぜひチェックしてみてください。
1. 【ポンチョ編】100均のビニール合羽で後悔した話
「雨なんてしのげれば何でもいい」――かつての私はそう思っていました。しかし、アシ里のような屋根のないスタジアムで、大雨の90分間を100均の薄いビニール合羽で過ごした時、その考えは打ち砕かれました。
まず、通気性がゼロなので、自分の体温と湿気で合羽の中が「地獄のサウナ状態」になります。雨で外から濡れるのを防いでいるはずが、気づけば自分の汗で服がびしょ濡れ。さらに、薄いビニールは風をはらむとバタバタと騒がしく、応援のチャントも聞き取りにくい始末。極めつけは、試合後に脱ごうとした瞬間に強風でペリッと裂け、結局中の服まで雨が染み込んでしまいました。
その点、アウトドア仕様の透湿防水ポンチョは別格です。蒸れを外に逃がしてくれるので、雨の中でもさらっとしていて試合に100%集中できます。一度買えば数年は使えますし、何より「雨の日の観戦が苦行ではなくなる」という体験は、数千円を出す価値が十分にあると痛感しました。
2. 【クッション編】冷え切った座席がお尻の体温を奪う恐怖
初めてアシ里に行った際、私は座席の「硬さ」と「冷たさ」を完全に甘く見ていました。スタジアムの椅子はプラスチック製。冬場や春先のナイターでは、この椅子がキンキンに冷えた「氷の板」に変わります。
座った瞬間は「少し冷たいな」程度なのですが、前半30分を過ぎたあたりから、お尻を通じて体中の熱が座面に吸い取られていく感覚に陥りました。一度芯まで冷えてしまうと、どれだけ着込んでも震えが止まりません。結局、後半戦は寒さで足が震え、プレーを分析するどころか「早くお風呂に入りたい」とばかり考えてしまいました。また、硬い座面に長時間座り続けることで、翌日まで腰に違和感が残ったのも苦い思い出です。
それ以来、私は必ず「折りたたみ式のクッション」をカバンに入れています。たった1〜2センチの厚みがあるだけで、地面からの冷気が遮断され、驚くほど体温が保たれます。お尻へのダメージも軽減されるので、試合終了まで全力で立ち上がって喜べる体力を温存できるようになりました。
3. 【双眼鏡編】「誰がボールを持ってる?」問題で置いてけぼり
「専用スタジアムだし、ピッチが近いから双眼鏡なんていらないだろう」――そう高を括っていたのですが、いざ試合が始まると、ある問題に直面しました。それは「逆サイドの細かいプレーが見えない」ということです。
特にセットプレーの際、反対側のコーナーキックで誰が競り合い、誰がユニフォームを引っ張られ、誰がどんな表情で悔しがっているのか。肉眼では「なんとなく人が集まっているな」程度にしか分かりません。スタジアムのビジョンも限られた情報しか流してくれないため、肝心なシーンで「今、何が起きたの?」と隣の人と顔を見合わせることもしばしば。自分だけが試合の文脈から置いてけぼりにされたような、もどかしい気持ちになりました。
後日、軽量のスポーツ観戦用双眼鏡を持参したところ、観戦体験が劇的に変わりました。遠くの選手の流れる汗や、審判への抗議の表情、交代を待つベンチの緊張感までが手に取るように分かります。「ピッチが近いスタジアム」だからこそ、双眼鏡があれば「ピッチの中に立っている」かのような没入感が得られるのです。
3. スタジアムグルメ(スタグル)を楽しむコツ
アシ里といえば、里山のようなのどかな風景の中で楽しむ「里山スタグル」も魅力。
- 混雑を避けるなら: キックオフ1時間半前にはスタジアムに到着しておくのがベスト。
- おすすめ: 地元の食材を使ったメニューが多く、焼豚玉子飯だけでなく、今治のB級グルメが並ぶことも。
4. アウェイサポーターが注意すべきポイント
ビジターチームを応援しに来る方は、以下の点に注意してください。
- ビジター専用エリア: 相手チームのユニフォームやグッズを着用できるエリアが限られています。購入前に必ず公式サイトの座席図を確認しましょう。
- アクセス: 試合終了後のバスやタクシーは非常に混雑します。帰りの特急やしまなみライナーの時間には余裕を持っておきましょう。
5. まとめ:アシ里は「一度行けば虜になる」場所
アシックス里山スタジアムは、単なるスポーツ施設ではなく、地域の人々と共に作り上げる「里山」のような温かさがあります。
ピッチと観客席を隔てる柵が低く、手が届きそうな距離でプレーする選手たちを見れば、サッカー観戦の概念が変わるはずです。
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